【コンセプト】 「バッタのお店」は、オリジナル・チャリティーグッズをオンライン販売し、売り上げをパレスチナの人々の支援に繋げます。 パレスチナにおいて現在も進行中のイスラエル(シオニスト)による占領と民族浄化。世界中でたくさんの人たちが「77年続くパレスチナ占領と民族浄化をやめろ！」と声をあげ、国際司法裁判所(ICJ)や国際刑事裁判所(ICC)もイスラエルのやっていること( https://www.instagram.com/reel/DBjB3Bxukqz/?igsh=OGl1ODJzMDh3djRq ) が国際法違反であるとしているにも関わらず、イスラエルへの最大の武器供給国であるアメリカがイスラエルに対して圧力をかけるのを拒んでいることの影響もあり、国際社会は未だにこれを止めるに至っていません。 日本政府もまた、イスラエル政府を明確に非難する公式声明を出すこと、イスラエルへの武器の部品などの輸出を禁止するなど具体的な経済制裁を今すぐ行うべきなのに、いつまでたっても曖昧な立場を取り続けており、その沈黙は結果的にイスラエルによる大虐殺に加担する事と同じです。 そして、そうしている間、パレスチナの人々は深刻な被害を受け続けています。 インフラの破壊、電力の遮断、医療機関や避難所までをも標的とする止まない攻撃に加えて、イスラエル軍はガザ地区内に食料、水、医療品などが入らないように何ヶ月もの間、全ての検問所を閉じ続けています。そのためガザ地区内ではあらゆるものが不足し、物価は異常高騰しています。 本当は、ガザの人々が今すぐ必要なものはお金ではなくて食料、飲み水、医療品など、人間…もっと言えば生命が当たり前に必要とするものです。でも今のガザにはそれらが無いのです。支援物資を積んだトラックはイスラエル軍によりガザ地区の手前の所で止められ、何千台もの大きなトラックが誰にも届かない食料や医療品を積んだまま長い列となっています。(5/22時点のアルジャシーラの報道によれば9000台) こうしたイスラエルの明らかに人道に反する行為、あらゆる戦争犯罪、暴力、人権侵害のために、結果的に寄付によるお金だけがガザの人々がなんとか食べていく手段として残されています。長期に渡り寄付を続けることは決して楽ではなく、ましてやこれは大変不条理な寄付でもあります。それでも寄付は(それが焼け石に水であったとしても)ガザの人々の命をどうにか繋ぎ止める最後の命綱のようなもので、今、ガザにいる人々から最も必要とされていることの一つです。 そういうわけで、「バッタのお店」ではパレスチナへの連帯を表明するグッズ販売を通じて少しずつでも寄付を集めたいと思っております。 ただ、先にも書いたように、寄付はパレスチナの人々の命を「とりあえず」繋ぎ止めるものであり、それだけでは占領と民族浄化を終わらせる事はできないということも忘れてはなりません。 今日、必要なアクションは寄付以外にもたくさんたくさんあって、1人でも多くの人がパレスチナと共に立ち上がる事が何よりも重要です。 デモに参加することから、家からできるアクションまで、下記ウェブサイトでとてもわかりやすく丁寧にまとめてくださっていますので、お買い物と合わせてこちらもご覧ください。 Olive Journal  | 市民がつくるパレスチナ情報サイト ( https://olivejournal.studio.site/know-palestine ) 基礎知識動画: ⚫︎「緊急学習会 ガザとはなにか」―登壇 岡真理さん(早稲田大学文学学術院教授、現代アラブの専門家) ①https://www.youtube.com/watch?v=8TtXbIi446I ②https://www.youtube.com/watch?v=VVL1r6DJQSw ⚫︎︎シオニズム(zionism)に関して 2018年収録 岩上安身によるインタビュー ゲスト 東京経済大学 早尾貴紀教授 https://youtu.be/LP4_wv4-Jxo (同じアカウントに早尾さんのインタヴュー動画は他にも複数あります。) シオニズムは、ナチスドイツ以前から存在する白人至上主義、人種差別的(アパルトヘイト的)、入植者植民地主義の思想、運動であり、初期のナチスドイツと協力関係にもあった(『エルサレムのアイヒマン』)。 シオニストたちは、自分たちはナチスドイツの迫害をうけホロコーストに遭ったユダヤ教徒たちとは異なり、武力によって戦う新しいユダヤ教徒であるという立場をとり、ホロコーストに遭ったユダヤ教徒の事を蔑んでいたが、60〜70年代頃からはホロコーストを「イスラエルの存在を主張する格好の理由」として逆に利用し始め、イスラエル＝「ホロコーストの被害者であるユダヤ教徒の国」というイメージを定着させるようになった。 今でも「なぜ、ホロコーストで辛い経験をしたユダヤ教徒がパレスチナに対してこんなに残虐な事ができるのだろうか？」といった疑問が抱かれる事が多いのは、イスラエル、シオニストたちによる「イスラエル＝ホロコーストの犠牲者の国」「イスラエル批判=反ユダヤ主義」というプロパガンダが浸透し、歴史的事実を覆い隠してしまっているためである。 一方で、世界中の全てのユダヤ教徒がシオニズムを支持しているわけでは決してない。世界中では多くのユダヤ教徒の人々が2023年10月7日のガザ侵攻以前からイスラエルの存在とシオニズムを厳しく批判し、声をあげ続けてきている。例えば、Jewish voice for peace( https://www.instagram.com/jewishvoiceforpeace?igsh=bTZuZXdzbDl4bG16 ) Combatant for peace ( https://www.instagram.com/combatantsforpeace_english?igsh=MWhvajQ1NTBjaHdrdA== )など。それなのに、そうした声はイスラエルや欧米の主流メディアなどからは「反ユダヤ的」であるとレッテルを貼られて排除されている。 ⚫︎TBSポッドキャスト『荻上チキ•session』岡真理さんと考えるイスラエルによるガザ侵攻（2024年4月9日OA）視聴者さんからの質問コーナーでは、パレスチナで起きている事に関心を持ち始めた多くの人がまず疑問に思うような事、質問に岡さんがとてもわかりやすくお答え下さっています。 https://youtu.be/qKe1HU81oyY 【価格】 「バッタのお店」のグッズの価格は、suzuriが予め設定している価格(原価+制作手数料)に500〜1000円を上乗せした価格設定になっています。この売り上げ分となる500円〜1000円全額がパレスチナの支援に届けられます。 【送料】 別途かかります。購入時にご確認ください。 【寄付先】 ⚫︎現在のガザの状況、歴史、占領や大虐殺を止めるために今私たちに出来ることなどを日々配信してくださっているInstagramアカウント@palestinejpさんが立ち上げたウェブサイト ( https://palestinejpn.com/donations/ ) に掲載されている身元確認済みのガザの方々のGFM等の寄付キャンペーン ⚫︎長くパレスチナ支援を続けてこられた特定非営利活動法人 日本国際ボランティアセンターJVC ( https://www.ngo-jvc.net/index.html ) のパレスチナ支援事業 ⚫︎「Water for Gaza」ガザの17歳のモハンマドさんが日本の友人の助けを借りて行う、井戸から地下水を汲み上げる活動: https://www.instagram.com/p/DCd03F8yN4e/?igsh=NTZudDlmNmxoanN0 ⚫︎「ガザの井戸水プロジェクト」ガザ中部のデイル・アルバラ地区の2ヶ所の井戸から水を汲み上げられるようにするプロジェクト。およそ3,000人の人々の生活を支えます。https://www.instagram.com/kininaru_news_?igsh=MXg5NXhpdDdxMDd6ZQ== 【寄付の状況*随時更新】これまでに95の寄付先に合計230,721円を寄付させて頂きました。(2025年11月6日時点) 【クーフィーヤ・バンダナ】 パレスチナ解放のシンボルである伝統的なスカーフ「クーフィーヤ」の模様をバンダナにしました。サイズはいわゆる一般的なバンダナの大きさ(52cm×52cm)です。 パレスチナの伝統的なクーフィーヤである、白地に赤い模様のもの、白地に黒い模様のものに加えて、変わった色のバリエーションが沢山あります。(全50種類) ワンポイントで首に結んだり、ヘアアレンジに取り入れたり、鞄に結んだり、お弁当や贈り物を包んだり… 本物のクーフィーヤではありませんが、小さいからこそ、また別なアレンジでご使用いただけます。 素材は綿100%です。 【パレスチナ・ロバ】 パレスチナの風景の中にしばしば現れる動物「ロバ」。イスラエルによる発電所への爆撃や、悪意ある輸入制限のせいで2023年よりも前から燃料費が異常な高騰状態にあったパレスチナでは、ロバは人の暮らしに密接な大切な動物です。ガザのロバたちは今、家を追われたパレスチナの人々を運んでいます。水の入った重たいタンクを運び、負傷した人々を運び、殉教者たちを天国へと運んでいます。一方、そのロバたちも民族浄化の暴力の犠牲となっています。占領や民族浄化の暴力に巻き込まれるのは人間だけではありません。人間は人間だけで生きてきたのでもありません。Tシャツにあしらわれたロバの柄。ロバはその目の先に植物の新芽を見つけたところです。足元にはアラビア語で「パレスチナ」と書かれていて、ロバの影は占領から解放されたパレスチナのかたちをしています。ロバの長い尻尾は、イスラエルによる虐殺の犠牲となったパレスチナ人の詩人 Refaat Alareer さん (1979 - 2023) の有名な詩『If I must die』にある「長い尾の凧」「長く語り継がれる物語」という言葉に由来します。「パレスチナはパレスチナに育てられる生命そのものである」というおもいを込めて。 ⚫︎スタンダードTシャツの特徴: https://suzuri.jp/lp/t-shirt ⚫︎オーガニックコットンTシャツの特徴: https://suzuri.jp/lp/organic-cotton-t-shirt 【パレスチナサンバードと植物】 ここ数日の間ずっと、「食べ物が何もない」「ずっと食べていない、どうか助けて」と、切羽詰まった声がガザから届きます。今や、爆撃だけでなく、人為的な飢餓により市民が殺されているのです。 なぜこんなことが未だに平然と続けられているのか。この世界は私が思っていたよりもずっと冷酷でした。 ガザの侵攻が始まり、見たこともないような恐ろしい光景がSNSを通じて洪水のように流れ込んできたとき、わたしは芸術家という自分の肩書が薄くなり、ほとんど消えかけるような気持がしていました。 わたしは、ふと、飛行機の座席ポケットに入っている「緊急時の行動マニュアル」のイラストを思い出しました。「緊急時には、先ず自分自身の酸素マスクをつけてから、お子さんの酸素マスクをつけましょう(自分の安全を確保してから、周りの人を助けましょう)」。 ガザの悲惨な状況の前に立ち尽くしていたわたしには酸素が足りていませんでした。そして、酸素の足りないわたしには、ちょうど自分の子供のような芸術をどうにかする余裕もありませんでした。 あれから21カ月以上も経ちました。今日のわたしは、どうにか酸素マスクを口に当て、ライフジャケットを着ています。 どうやってうまくやったのか覚えていません。わたしは、自分の子供のような芸術の手を握っています。 轟音の中で、すべては回転し続け、まだ混乱の中にあります。「食べ物が何もない」「ずっと食べていないんだ、どうか助けて」「お父さんが死んでしまいそうです」「私は疲れ果てています」....道端で気絶する子供、大人...骨がすべて浮き出た...犬...猫....赤ちゃんが泣いています..絶叫...血のしみ込んだ床の上の布....しゃがんでいるお医者様の細い手首... 何ができるでしょうか？ わたしは立ち上がり、自分の裁縫箱の中を覗き、何となしに、1針、１針縫い始めました。 1針、１針祈りを込めて。 やがて、パレスチナサンバードが小枝にちょこんと乗って、花の蜜を楽しんでいる姿が見えてきます。 丸い地球、空、大地、そこに育まれた自然。誰のものでもない美しさ、やさしさ。 海から川まで、川から海まで。線もなく、壁もなく、そこに偶然居合わせた、全てのものが、調和して。 *パレスチナサンバード(和名:キタキフサタイヨウチョウ)は、タイヨウチョウ科に属する小型のスズメ目の鳥です。 【商品に関するお問い合わせ先】 laysanteal2@gmail.com ※個人で対応しております。お返事が遅れることもあるかと思います。ご了承ください。 #パレスチナ #palestine #ガザ #gaza