このアイテムは、パレスチナ・ガザ地区のアーヤ・ハンマードさんと日本から彼女をサポートする【プロジェクト・アーヤ】参加メンバーが共同で制作したものです。
出品者が得る利益は、厳しい状況の続くガザで生き延びるための費用として、全額をアーヤさんに送金します。
【Project Aya(آية)アーヤと作るプロジェクト】について⏬
https://note.com/itoyama_noe/n/n932534e027c9
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● デザインについて:
「No.2 “We are coming back”【عائدون】私たちは帰還する」は、【鍵】に象徴される帰還への希望をテーマとした連作のデザインです。
第1弾として「卒業式のガウン」をモチーフとする【type Aya】を、第2弾として「海」をモチーフとする【type Sea】を発表してきました。
第3弾となる【type Kufiya】のモチーフは「クーフィーヤ」。
「鍵とクーフィーヤのふたつを組み合わせることで、パレスチナのアイデンティティが決して破壊できないものであることや、土地や帰還の権利と深く結びついているものであることを強調したい」。
アーヤさんの、そんな気持ちがこめられています。
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同シリーズのデザインを使用したアイテムを、下記のリンクより全点ご覧いただけます。
【type Kufiya】のデザインのうちのいくつかには、これまでの2つのモチーフも登場します。
「卒業式のガウン」や「海」に込めた思いについては、それぞれのデザインの「このアイテムについて」欄にてお読みください。
🍉【type Kufiya】
https://suzuri.jp/Project_Aya/omoide/209705
🐟【type Sea】
https://suzuri.jp/Project_Aya/omoide/207522
🎓【type Aya】
https://suzuri.jp/Project_Aya/omoide/204039
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以下、モチーフの詳しい背景や、アーヤさんの思いについて書きました。「商品紹介」としてはやや長い文章ですが、どうかお読みください。
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● 鍵:
パレスチナの人々にとって、鍵は「帰還」のシンボルです。
1948年、イスラエル建国の前後にかけて、もともとその土地に住んでいた約75万人のパレスチナの人々が故郷を追われました。強制的に離散させられた人々の多くは、それでもいつか自分たちの家に戻る日が来ることを信じて、家の鍵を大切に保管し、代々受け継いできたそうです。
この鍵が時とともに「帰還」や「帰還権」の象徴としての意味を帯び、現在では、抵抗運動やアート作品などに広く用いられています。
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● クーフィーヤ/クフィーヤ(الكوفية)(Kufiya / Keffiyeh)
【クーフィーヤとは】
クーフィーヤは、中東地域で古くから用いられてきた伝統的な織物です。
もともとは日差しや砂埃から身を守るための実用品でしたが、その意味は歴史とともに変化し、現在では特に、パレスチナの人々のアイデンティティの象徴、占領に対する抵抗のシンボルとして知られています。
2023年10月を境にイスラエルによる軍事侵攻が激化して以降、世界各地でパレスチナへの連帯の意を込めてクーフィーヤを身につける人が増えています。
これを受けて、アーヤさんは語ります。
「クーフィーヤをまとった人を見ると、とても誇らしく、光栄な気持ちになります。私たちに目を向け、心を寄せてくれる人が本当にいるのだと実感できて、力が湧いてくるんです。『生きてきた背景や置かれている状況が異なっていても、私たちは同じ人間としてつながっているのだ』という、強い連帯を感じます。」
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【クーフィーヤの柄について】
クーフィーヤにはさまざまな色や柄がありますが、パレスチナで広く使われているのは、白い地に黒い模様が織られたタイプです。
ここでは、この白黒のクーフィーヤに見られる代表的な3つの模様と、それぞれに込められた意味をご紹介します。
※この項の記述は、主に下記のサイトの内容を要約したものです。リンク先の下部には柄のイメージ画像も掲載されていますので、可能であればそちらもぜひご覧ください。(なお参照元によると、模様に公式に定められた意味は存在せず、以下はあくまでも「主な解釈」だとのことです)
https://www.kufiya.org/blogs/all/what-does-the-palestinian-keffiyeh-symbolize
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・魚網:
クーフィーヤの中央に広がる網目模様は、パレスチナの人々と海とのつながりを象徴すると言われています。
網目が人と人を結びつけ、より大きく強い共同体を形づくることから、人々が集まることや連帯することの象徴と見る声もあります。
一方で、有刺鉄線のようにも見えることから、占領下にある祖国の姿を重ねる人もいるそうです。
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・オリーブの葉:
魚網の下方にあしらわれた模様は、オリーブの葉を表すとされています。
オリーブの木はパレスチナの文化と生活に深く根ざした存在であり、現在でも約10万世帯がオリーブオイルに関連した産業を主な収入源としています。
大地に深く根を張り長い歳月を生きる木であることから、パレスチナの人々のしなやかな強さや、土地への深い愛着の象徴としても大切にされています。
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・太い線:
布の縁を走る太い線は、かつてパレスチナを横断していた交易路を表すとされています。
一方で、この線を、イスラエルが現在も建設を続ける「隔離壁」の象徴と見做す人もいるそうです。
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【実物のクーフィーヤにふれる】
イスラエルの占領政策は、パレスチナの経済に長年にわたって深刻な影響を及ぼしてきました。
クーフィーヤ産業も例外ではありません。検問所の設置や道路封鎖によって原材料の搬入や製品の出荷が阻害される、不安定な電力供給によって機械の稼働が妨げられる、などといったことが常態化し、産業全体が大きな制約を受けています。
近年では、外国製の安価な量産品が市場に出回るようになったこともあり、受け継がれてきた技術を用いながら伝統的なクーフィーヤを作ることがいっそう難しくなっています。
そうした状況があるなかで、パレスチナの地で織られたクーフィーヤを選ぶことは、文化の継承や人々の暮らしを支えることにつながります。
project Ayaのデザインを通じてクーフィーヤに関心を持ってくださった方は、ぜひ実物にもふれてみてください。
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・ヒルバウィ(Hirbawi):
パレスチナ・西岸地区のヘブロンにあるヒルバウィは、現在パレスチナで稼働している唯一のクーフィーヤ工場だとされています。
オンラインショップでは品薄の状態が続いていますが、サイトにはクーフィーヤやその製造風景の写真がたくさん掲載されており、それらを眺めるだけでも、一枚一枚織られてゆく過程に思いを馳せることができそうです。
ちなみに、この工場で使われている織機は日本製なのだそうです。
https://www.hirbawi.ps
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・パレスチナのクーフィーヤを手に入れるには:
日本では、Oさんという方が、ヒルバウィのクーフィーヤを届ける活動に取り組まれています。
お問い合わせ先⏬
kufiyaforhope@gmail.com
(※Oさんの活動とプロジェクト・アーヤは、独立した別々の取り組みです。クーフィーヤの件以外でのOさんへのお問い合わせはお控えください)
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●デザイン内の言葉について:
・一部のアイテムに入っているアラビア語【عائدون】 は、アーヤさんがつけた、このデザインのタイトルです。
直訳すると「帰還する者たち」「戻ってくる人たち」。
パレスチナの人々の帰還権や、いつか自分たちの土地に戻るのだという願いを表す際に使われる言葉だそうです。
アーヤさんはこの”عائدون”の英訳として、”We’re coming back”という表現を選びました。
シンプルでありながら、強い意志が込められています。
「私は壊された家に家族とともに戻り、再建することを夢見ています。これは、パレスチナにいるみんなにとっての夢でもあります」(アーヤさん)
・手書きのアラビア文字は、アーヤさんが書いたものを使用しています。
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●作ったひとたち
原案・命名・書き文字:アーヤ・ハンマード
イラスト・デザイン:山中澪
橋渡し・紹介文:糸川乃衣
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● 参考にしたもの
・ヒルバウィ(Hirbawi)公式サイト
https://www.kufiya.org/pages/about-hirbawi
・「クーフィーヤについて」(駐日パレスチナ常駐総代表部 note)
https://note.com/palestineinjapan/n/n27f57c81626b
・文集『ことり04』より「クフィーヤを届ける」(Oさん、Aさん)往還堂
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以上の文章は、商品ページ用のショートバージョンです。全文は後日noteに掲載します。
#FreePalestine #パレスチナ #Palestine #ガザ #Gaza #戦争反対 #虐殺反対 #プロジェクト・アーヤ #project_Aya
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| Free | 52 | 52 |
※ Nekopos(YAMATO TRANSPORT) can use only when purchase up to 5 bandanas