ＥＤ（インポテンツ）や精力減退には、生活習慣病の広がりも無視できないものがあります。
いまや日本の国民病と言える「糖尿病」です。その予備軍を含めると、日本人の３人に１人がこの病気に脅かされているとまで言われています。
そのほか、「高血圧」「心臓病」といった様々な「生活習慣病＝成人病」も精力を極端に低下させます。
このように病気や事故などによる体力の低下や、精神的なストレスでも精力は極端に衰えＥＤ（インポテンツ）にもなります。
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現代人の抱える代表的成人病の1つ糖尿病は、約700万人もの患者がいるとされています。
糖尿病は、肥満体質の人ほどかかりやすいと言われる病気で、血液中のブドウ糖濃度が一定範囲を超え、病的に高まります。
糖尿病患者がED（インポテンツ）を引き起こす割合は、患者全体の30～60%と非常に高い数値を出しています。
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糖尿病がED（インポテンツ）を引き起こす原因は血流と勃起の関係にあります。
勃起とは簡単に言うとペニスへの血流が高まることで起こります。しかし、糖尿病にかかることで血流が悪くなると、ペニスにある血管内の血流が低下し、末梢神経などにも障害を及ぼします。
こうした理由から勃起の仕組みが十分に機能しなくなってしまうからです。

■ＥＤは精神的な要因も大きい

ＥＤ・勃起不全画像4勃起不全・ＥＤ（インポテンツ）は精神的なものが大きな要因として考えられています。
パートナーの前で、一度でも立たなかったり、失敗したりすると、男性であれば誰でも動揺し、まして女性からの軽蔑、嘲笑、あからさまな失望の表情など、女性の言葉や態度に、男性は絶望感に打ちひしがれ、プライドや自信をなくしＥＤ（インポテンツ）をおこします。
「また失敗しやしないか？」「立たないのではないか？」という強い恐怖心を起こし、深刻なED（インポテンツ）を招きます。また、女性に対する何らかのコンプレックス、あるいは、社会的なストレスも、インポテンツの原因になリます。

■加年とストレスや疲労に男性ホルモンの分泌低下

中高年になると精力が衰えてしまい、ＥＤ（インポテンツ）になるのは、男性にとって絶対に避けられないものなのでしょうか。ＥＤ・勃起不全画像5
結論から言うと、老化が防げないのと同じように、精力の減退そのものを完全に避ける方法はありません。
人間の性欲を左右する男性ホルモンは、だいたい１８歳頃をピークにして、どんどん低下していきます。
精液を生産する前立腺は誰でも中高年になれば硬化し、肥大化しますから、精液の分泌は低下していきます。
精液の製造が少なくなれば自然に、性欲も低下していくのです。
男性ホルモンのテストステロンの減少により、性機能がの衰えてきますし、仕事や家庭の悩みの蓄積やストレスの蓄積が重なり、疲れやすい、不眠やイライラ、抑うつなど、症状があらわれ始めるようになります。
テストステロンが減少すると前立腺が肥大し、障害が起こり始め、排尿に時間がかかったり、勢いがなくなる。残尿感、力まないと出ない、夜中トイレに行く回数が増える、急に排尿したくなるなどで、重症になると尿が出なくなるなどもＥＤ（インポテンツ）の前兆と考えてください。