25 アイテムズ

会いたかった女の子特集

学校の掃除の時間に、「あの娘、お前のこと好きらしいよ」と言われた。

決して、本人から言われたわけではないし、冷静に考えると、クラスで一番人気のあの娘が僕のことを好きな訳がない。

しかし、恥ずかしいくらい単純なのだが、それまではなんとも思っていなかったくせに、
日に日に気になり始め、好きになるまで時間はそうかからなかった。

人からどう思われてるか気にしてしまう僕にとって教室は残酷な場所だ。自分より後ろの席の人が笑いあっているだけで、自分が笑われてると思ってしまう。

教室にいる限り、あの娘と一緒に会話なんてとてもできないだろう。
同じ空間にいるのに、僕とあの娘の距離がこれ以上近くなることはこの先きっとない。

できれば教室の外で、あるときふとした曲がり角で、僕はあの娘に会いたかった。

7 忍者スリスリくん ( surisurikun )

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