国際海事科学大学/ International University of Maritime Sciences and Artsは海上をとりまく様々な問題解決と多様な教養を研究する大学として2000年に開学いたしました。 白石隆著『海の帝国：アジアをどう考えるか』にあるように我が国をはじめ、アジアにおける交易ネットワークは海を舞台に繰り広げられてきました。こうした歴史的変遷を継承し、今後の世界状況について俯瞰した場合、海を巡る様々な諸問題にアプローチする人材の育成は今後より求められてきています。当大学は海事における諸問題へ対応できる人材として、国際教養と専門知識の双方を極めていくことを目的としています。 研究環境 学部の編成は、教養学部、海事経営学部、地球海域生物学部、海事資源工学部、海水域体育学部となっております。また、教養学部では医科留学コースを設け、他大学へ留学し医師をはじめ医療従事者をめざすダブルディグリープログラムもあります。 交換留学先は海外230校、国内15校となっており柔軟な留学選択と単位認定システムを導入しております。 入学方法 学生比率は国内学生45％、国際学生55％となっており、全体の65%は社会人学生になっております。 通常のセンター試験等を活用した一般入試の枠は若干名に限られております。多数を占める一般公募枠は学生時代の成績と活動実績、社会人での職務経歴と実績、志願理由書と受験志願論文の内容と教職員との数回の面談において合否を決定いたします。入学受け入れ時期は随時です。学費については毎年11月に4年間の予算運営プランを更新し、その予算から海事経営学部投資マネジメント研究科の資産運用実績を差し引き、等分した額にほぼ準ずるものになります。 国際海事科学大学ロゴのデザインは世界五大陸をつなげる海を渡りゆく国際人になってほしい。そして5つの星、地球、太陽、月、北極星、南十字星を表現しています。またその5つの星の先に自分が将来をかけて追求していくもの（星）を見つけてほしいという願いが込められています。5つの星の形を意識しながら大きな星をイメージすると、ロゴの中にもう一つ星を見出すことができると思います。 売上の一部はは国際海事科学大学校友会の運営資金になります。