わたしが女の人が恋愛的に好きだと目覚めたのは確か中二だった気がする。厨ニ病でしょどうせ。とかたずけられてしまったら、お終いだけど、確かに恋をしていた。お相手は同じクラスの女の子。大きな目とそれを強調する長いまつ毛。長く艶やかな黒髪は白く細い身体に痛々しいほどに映えていた。経緯は思い出せないのだがもうどうしようもないほどその子のことが好きで好きでたまらず、薄々本人も気がついていただろうが、わたしに向ける目はどうしても友達としてしか思えなかった。　この恋が苺のように甘酸っぱいとすれば、次の恋は少し焦げついたキャラメルのようっだった。詳しくは書かないが、金色のウルフカットに色々な部位についたピアスがとても濃艶だった。彼女がクリープハイプが好きだといえばクリープハイプを聴き、ヴィヴィアン・ウエストウッドが好きだといえばわたしもヴィヴィアン・ウエストウッドのオーブネックレスを買った。この文章を見てる人には申し訳ないが、思い出すだけで物悲しく、もうどうしようもないくらいひどく沈んでしまうのでまた気が向いたら話すことにする。疲れたのでこれくらいにします、こんな稚拙な文章見てくれてありがとう。