こちらの絵画は
大阪にある知的障害者通所施設
の利用者Kさんの作品です。

施設の廊下の壁に飾られていた
この絵を見た時

「大きなりんご！あったらいいな」

という絵のタイトルと共に
作者が絵を描いている時の心の中が
画面にそのまま見えた気がしました。

Kさんは、普段からいつも絵を描いてる人ではありません。

この福祉施設も
絵画やアートに特化した作業所でもありません。

だけど、絵を描くことは誰にもできます。

誰にでも描くことはできるけど
その絵は「その人」にしか描けないし

「その時」にしか描けないものです。

上手じゃなくてもいい
絵になってなくてもいい

だけど、そこにある作品には
無限大の可能性があります。

自分が描いた絵が製品になり
商品として販売される体験。

私もハンドメイド作家として
自分が作った物を誰かがお金を払って買ってくれる

その嬉しさと、満足感とやり甲斐
そして、ご購入くださった方の喜びの声に
日々幸せを感じています。

そんな体験を、障害のある人にも味わって欲しい。

そして、その商品を手にする人に
そこにしかない"特別"をお届けしたい。

それと同時に、障害があっても
障害のない人と同じように
泣いたり、笑ったり、食べたり、寝たり
自分なりの"普通“の暮らしを送っている
障害者と言われる人たちが
すぐ側にもいることを知っておいてほしい。
関心を持って欲しい。

そんな思いをハルエシアの作品には込めています。

最後までお読みいただきありがとうございます😊