媚薬はどうやって作用する？
媚薬と呼ばれるものの多くは、プラシーボ効果によって作用する。プラシーボ効果とは、薬などを効くと信じ込んで摂取すると、実際効いてしまうというもの。こう説明してくれたのは、サプリメーカー「ヘルススパン」の医学部長を務めるサラ・ブリューワー医師。
　
「しかし、プラシーボ効果を除外するために比較検証された一部のハーブには、本当に性的効果があることが発見されています」と彼女は付け加えた。
　
セイヨウオトギリやムイラプアマ、高麗人参や銀杏、L-アルギニンなどのサプリは、性欲を含む性的機能を正常にする働きにリンクしているという。またブリューワー医師いわく、生理学的効果を持つ食材のこうした機能は、エネルギーレベルの向上、脳内化学物質への直接作用、また体内のホルモン生成の促進によるものと考えられるそう。
　
さらに「生殖器への血流を増加させ、充血感、ヒリヒリ感、ズキズキ感を引き起こしたり、官能的な夢や想像を促したりして、うつなどの症状による性欲の低下を克服し、落ち込んだ気分を改善する」かもしれないという。
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生殖機能や性欲において、一部のビタミンやミネラルは重要な役割を果たす。たとえば亜鉛が不足すると、テストステロン濃度が下がるそう。
　
「性欲が少ない場合、まずは食事の内容を見直し、マルチビタミンやミネラルのサプリ摂取を検討するといいでしょう」とブリューワー医師。
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