THE HABUTLES（ハブ捕るズ）
1972年に昭和天皇皇后両陛下が奄美大島2回目の行幸の際に当時のハブ業者（組合）やウチのじいちゃん（原宮哉）達が行政からの要請でハブの一斉駆除作業を行った場所をツアー風にプリントしてあります。
当時は都市開発や山中の仕事でハブによる咬傷被害が多くハブの撲滅運動が盛んな時代でした。
その後1976年に「ハブ撲滅推進協議会」という県による協議会が設立されハブの撲滅事業を行っていましたが、2002年に撲滅だけでなく、共存への発想転換が必要であることや個体数を減らしすぎることによる生態系本来の改変を危惧した声を受け、協議会は「撲滅」という文字を「対策」にした「ハブ対策推進協議会」という名前に変更しハブとの共存・共生を第一に、棲み分けをはかろうという方針に代わりました。
要は、住居・畑など（人間の生活圏内）に現れたハブは危ないから捕獲または殺処分した方がいいかもしれませんが、人気のない山の奥に入ってまでの乱獲はやめましょうという事です。
これはハブだけではなく植物や魚なども同じですよ～。