昔々、ある村に貧しい家庭がありました。その家庭には、年老いた夫婦と、その息子が一人いました。

ある日、その息子が山へ行くと、美しい花がたくさん咲いている場所に出会いました。息子はその場所で、美しい花を摘み取り、家に帰って母親に渡しました。母親は息子が摘んできた花を見て、とても嬉しそうでした。

その翌日、息子は再び山へ行くと、今度は綺麗な鳥のさえずりが聞こえてきました。息子は鳥のさえずりが聞こえる場所へと向かい、そこでとても可愛らしい鳥を発見しました。息子はその鳥を捕まえ、家に持ち帰りました。母親は息子が捕まえてきた鳥を見て、とても喜んでいました。

すると、翌日には、息子が捕まえた鳥が突然、人語を話し始めました。鳥は、自分は国の王様の娘であること、鬼に攫われ、この村にやって来たことを話しました。そして、鳥は鬼を倒すためのお守りを持っていること、もし鬼を倒すことができたら、自分を助けてくれた人に、大きな報酬を与えることを約束しました。

息子は、鳥の話を聞いて、鬼を倒すために協力することを決めました。鳥が持っていたお守りを手に入れた息子は、鬼に立ち向かい、激しい戦いの末に鬼を打ち倒しました。

そして、鳥は自分が約束したように、大きな報酬を息子に与えました。息子はその報酬を使って、家族の暮らしを豊かにし、幸せな日々を送ることができました。