自分のこだわりを詰め込んだオリジナルTシャツ。せっかくならデザインだけでなく生地にまでこだわりたいですよね。実はTシャツ生地には、素材や編み方・厚みなどに様々な種類があり、それらがTシャツの見た目や機能性に大きく関わってくるんです。そこで今回は、オリジナルTシャツを作る前に知っておきたい生地の違いを解説。Tシャツの用途に合わせたおすすめの種類も紹介しているので、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
目次
オリジナルTシャツを作る前に知っておきたいポイントは3つ
生地がいいオリジナルTシャツを作成したい場合、注目すべきポイントは素材・編み方・厚みの3つ。それぞれのポイントを押さえることで、イメージ通りのTシャツを作ることができますよ。ここからはそれぞれの違いについて詳しくご紹介していきます。
素材の違い
Tシャツ生地の素材選びは、肌触りや風合い、さらには機能性などに関わってくる大切なポイント。 こちらでは、綿(コットン)・ポリエステル・混合(混紡)の3種類の素材を取り上げます。
スタンダードなTシャツにおすすめの綿(コットン)素材
綿(コットン)は、アパレルショップに並ぶTシャツにも使われている定番の素材。天然素材で肌触りが良く、吸水性や保湿性に優れているのが特徴です。洗濯で縮みやすかったり、シワができやすかったりというデメリットもありますが、気をつけてお手入れをすれば長く着ることができますよ。夏は涼しく冬は暖かく、一年中快適に着られるため、汎用性の高いスタンダードなT シャツを作りたい方におすすめです。
アクティブなシーンにおすすめのポリエステル素材
ポリエステルは、アウトドアウェアやスポーツウェアなどに多く使われる素材。綿(コットン)と比べると硬い印象を受けますが、その代わりに通気性や速乾性に優れています。汗をかいてもすぐに乾くため、さらっとした快適な着心地をキープしてくれますよ。洗濯をしても形崩れの心配がないため、夏用のTシャツを作りたい方やアクティブなシーンで着たい方におすすめです。
着心地と機能性を両立したい人におすすめの混合(混紡)素材
混合(混紡)は、2種類以上の素材をブレンドして作る特殊な素材。一般的には綿(コットン)とポリエステルを組み合わせることが多く、肌触りと速乾性を兼ね備えたバランスの良い生地に仕上がります。配合の割合を調整することでどちらの機能を優先するかが変わってくるため、自分好みの生地を追求したい方におすすめです。
編み方の違い
素材が決まったら、次は編み方を選びましょう。編み方はTシャツの質感やシルエットなど見た目に関わる重要なポイントです。様々な方法があるため全てを網羅することはできませんが、ここではその中でも代表的なものをいくつかご紹介します。
Tシャツにぴったりな天竺(メリヤス)編み
天竺(メリヤス)編みは、一般的なTシャツに多く使われているスタンダードな編み方。表面と裏面で網目が異なるのが特徴です。機能としては生地が薄くても丈夫であること、さらに通気性や吸湿性に優れていることがあげられます。肌触りもいいため、まさにTシャツにぴったりな編み方です。
シルエットを綺麗に見せるリブ(フライス)編み
リブ(フライス)編みは、横方向への伸縮性の高さが特徴の編み方。程よいフィット感で伸び縮みするため、シルエットを綺麗に見せるようなTシャツにおすすめです。
上品な印象を与えるスムース編み
スムース編みは、その名前の通り滑らかな肌触りが特徴の編み方。リブ編みを2つ重ねて合わせて作るため、編み目の密度が濃く形崩れしにくいのが魅力です。程よく厚みがあって上品に見えるこちらは、おしゃれ着用のTシャツにおすすめです。
肌に優しく保温効果も期待できるワッフル編み
ワッフル編みは、ニットやベストに使われることの多い編み方。ワッフルのような凹凸の網目が特徴で、柔軟性や伸縮性に優れた仕上がりになります。生地の凹凸部分には、空気の層をつくって体温を逃げにくくするという効果があるため、秋冬用のTシャツにぴったりな編み方です。
厚み(オンス)の違い
素材と編み方を選んだら、最後に決めるのが生地の厚みです。Tシャツをはじめとして、衣類の厚みには一般的に「oz(オンス)」という単位が使用されます。明確な区分けはありませんが、4.5ozまでを薄手、6.0oz以上になるとヘビーウェイトと呼ばれることが多いようです。
生地の厚みはTシャツの着用シーンに大きく関わってきます。インナーとして使いたい場合は薄手、トップスとして一枚で着たい場合は厚手のヘビーウェイト、汎用性を求めるならスタンダードな厚みにするのがおすすめ。作ったT シャツをどんなシーンで着たいのかをしっかりとイメージした上で、最適な厚みを選んでみてくださいね。
SUZURIなら生地がいいオリジナルTシャツを簡単に作れる!
SUZURIは、Tシャツを含む様々なオリジナルグッズを作成・販売できるプリントサービス。画像一枚のアップロードで、誰でも簡単に高品質のオリジナルTシャツを作ることができます。SUZURIで作成できるTシャツは全部で11種類!下記の表では、各Tシャツ生地の特徴をまとめていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
Tシャツの種類 | 生地の特徴 |
スタンダードTシャツ | 綿100%使用(※1)。丈夫で透けにくい5.6oz。 |
ヘビーウェイトTシャツ | 綿100%使用(※2)。SUZURIで最も厚手の7.4oz。 |
オーバーサイズTシャツ | 綿100%使用(※3)。着回ししやすい5.6oz。 |
ビッグシルエットTシャツ | 綿100%使用。一枚でおしゃれにキマる7.0oz。 |
フルグラフィックTシャツ | ポリエステル94%・ポリウレタン6%使用。綿に近い風合いで普段使いしやすい。 |
オーガニックコットンTシャツ | オーガニックコットン100%使用。やわらかな肌触りで着心地がいい。 |
ドライTシャツ | ポリエステル100%使用。メッシュ生地で通気性抜群。 |
ウォッシュTシャツ | 綿100%使用。厚手ながらソフトな肌触りの6.1oz。 |
ロングスリーブTシャツ | 綿100%(※3)使用。オールシーズン活躍する5.6oz。 |
ビッグシルエットロングスリーブTシャツ | 綿100%使用。洗濯してもヘタれない7.0oz。 |
※1:ミックスグレーは綿90%・ポリエステル10%、オートミールは綿99%・ポリエステル1%使用
※2:ヘザーグレーは綿80%、ポリエステル20%使用
※3:ミックスグレーは綿90%・ポリエステル10%使用
SUZURIでオリジナルグッズを作る手順のご紹介
SUZURIの使い方はとっても簡単!3ステップでご紹介します。
STEP1 画像をアップロードしよう
まずは、ブラウザまたはアプリから画像をアップロードします。ファイル形式はjpgでも背景を透過したpngでも、どちらでもOKです。
STEP2 販売するアイテムを選ぼう
続いて、作成したいTシャツの種類を選択します。デザインのレイアウトや大きさを変更したい場合、鉛筆マークを選ぶことで編集画面に移ります。
STEP3 名前・価格を決めよう
デザインが決まったら価格を設定します。SUZURIでは「トリブン」という項目で原価にプラスした販売価格を決めることができます。まずは自分の分だけ作ってみるという方は「トリブン」を0にするのが良いでしょう。非公開にチェックを入れることで、他のユーザーからは見えないようにすることも可能です。
最後に「本当に販売しますか?」という確認が出てきます。権利侵害や契約違反をしていないことを再度確認して、問題がなければ完成です。
作成したオリジナルTシャツは、マイショップから購入できます。
まとめ
今回は、素材や編み方・厚みの違いを解説しながら、生地がいいオリジナルTシャツの選び方についてご紹介しました。それぞれの特徴を知った上で、用途に応じた最適なTシャツを作ってみてくださいね。