テーマは「時間と孤独」。
ケツァルコアトルを信仰していた民はその信仰が元で滅びます。守護する立場の彼の気持を想うと言葉が出ません。。
また蛇が尾を噛んだ状態を「ウロボロス」といい、永遠の時間を体現しているとされています。
牙を離せばその瞬間自らの存在意義を失います。存在する為には痛みに耐え、尾を噛むしかありません。それにはなんの意味があり、永遠の中で何を想うでしょうか……。
ケツァルコアトルは「羽の生えた蛇」という意味ですが今回は羽ではなく毛を生やしています。
三つの大きな円は現在・過去・未来と太陽と月と地球を表しています。それらを繋ぐ存在として自我・魂を小さな円で結んでいます。
結ばれた三角形は安定と調和を意味し、最小の宇宙をイメージしています。