どこにあるのかはわからないけれど、実在する世界（「幻想世界」ではありません）の研究と紹介を使命としています。

ここでは、その世界の生物の絵（ペン画です）を使ったグッズを販売させていただいています。「アイテムの名前」の前の部分が、その生物の名前です。

現時点で、サイトなどにて100種類以上公開しており、増え続けていますので、あ、この生物、格好いいなとか可愛いなとか思っていただけたら、是非、グッズを買っていただけると嬉しいです。

「ジュズリードリーン」

全長70cm前後。

ルグディール大陸の北部、ジュズリードなどに生息。

リーン類は、シルエットがリズディール類（竜鳥）に酷似している為、「小さなリズディール」とも呼ばれる。

尾の先は毒針。人間が死ぬほど危険な毒ではないが、刺されるとかなり痛く、また、数日はほとんどその部位周辺が麻痺して動かせなくなるので、注意を要する。

とにかく、子供達に圧倒的な人気を誇る虫である。子供の頃にこの美しく格好良い虫に憧れ、大人になってもその憧れを忘れられず、リーン類を見るとつい、童心に帰ってしまう人は多い。

セレンディール文明以前のレゴールなどでは、ステータスシンボルとして貴族や富裕層に絶大な人気があり、一匹を入手するために豪邸を建てられるほどの巨額を費やした。この為、リーン類専門のハンターもいた。命懸けだが、手に入れられれば金持ちになれるので、一攫千金を求めて、多くのならず者や野心家が、ルグディール大陸に渡り、その多くがアルナディールなどの猛獣などに襲われ、命を落とした（ミーレイ・イスト『リーン･ハンター』など参照）。